昨年ANA SFC修行を始めて様々な先輩方のブログを読ませていただき知識を増やしていった結果、憧れだったビジネスクラス搭乗をついに叶えることができました!
マイルによるアップグレードだったのですが、アップグレード申込の際は興奮のあまり手が震えてしまいました。まさか自分がビジネスクラスに搭乗できる日が来るとは!
今回はその憧れのビジネスクラスに実際に搭乗した際の様子を綴っていきたいと思います。
フライト概要
- 便名:NH849便
- 出発:東京羽田(HND)0:30
- 到着:バンコク(BKK)5:00
- クラス:ビジネスクラス
初のビジネスクラスでの行き先はバンコクです。バンコクは最終目的地ではなく、乗り換えてベトナム・ホーチミンに向かいました。
友人とのベトナム旅行だったのですが、私だけ行きの日程が合わず、仕事終わりに深夜便で向かうことにしました。ちょうどSFC修行中だったため、あえてバンコク回りでのフライトをチョイス。深夜便の疲れを考えてプレミアムエコノミーを予約しており、その後マイルでのアップグレードに成功しました。
初めての羽田空港からの国際線搭乗
これまで何度も海外旅行には行っていたものの、羽田からの国際線出発は実は初めて。ゆっくり国際線ターミナルを見学したかったのですが、ラウンジを体験したかったこともあり、早々とチェックインを済ませます。
そして保安検査場へ。ビジネスクラス搭乗なのでてっきり優先検査場が利用できると思っていたのですが、羽田空港で優先検査場が使えるのはファーストクラス及びANAダイヤモンド、プラチナメンバー、スーパーフライヤーズ会員のみ。非上級会員の場合、ビジネスクラスへの搭乗では利用できません。ここで空港によって対象者が違うということを知りました。良い勉強になりました。
通常の検査場もガラガラだったので実際のところは全然問題なかったです。ただ使えるのであれば、例え空いていたとしても記念に使いたくなっちゃいます。こういうところで余裕のある振る舞いができれば良いのですが・・まだまだですね。
保安検査を抜け、ラウンジへと向かいます。羽田空港のラウンジは検査場を抜けてすぐのところにあるので、とても分かりやすかったです。成田空港の広々とした空間を歩くのも空港の特別感が感じられて好きなのですが、今回のように仕事終わりでのフライトで時間の余裕があまりないときは、コンパクトな羽田空港はとても便利だなと感じました。
保安検査場を抜けて右手にANAラウンジがあります。
ANAラウンジへ行ってみると激混みです。本当はシャワーを浴びたかったのですが、10人以上待っているとのことだったので諦めました。シャワーを利用するなら余裕を持ってラウンジに到着した方が良いですね。
ラウンジ内の座席の空きはまだあったので、焼きそばとおにぎり、そしてカレーと炭水化物系をしっかり平らげつつ、飛行時間や機体番号といったフライト情報を確認しながら搭乗時間まで過ごしました。
いよいよビジネスクラスへ搭乗
そして搭乗時間になりました。ゲートに向かい、いよいよ搭乗です!
ついにビジネスクラスの入口から搭乗します!嬉しい!
席に着くと、初めてのビジネスクラスの座席に興奮して早々に写真を撮ることを忘れてしまいました笑。
おぉこれがスタッガードシートか、めちゃ広い!コントローラーはどうやって操作するの??このでっかいマットレスはどこに置いておけばいいの??などなど、心の中でわちゃわちゃ騒ぎながら初搭乗を楽しんでおりました。
深夜便だったので、残念ながら機内食は朝食のみ。その代わり小さなカップに入ったオードブルを持って来てくださりました。どれでもお好きなものをどうぞ、とのことでしたので、躊躇なく全種類いただいちゃいました。
これがめちゃくちゃ美味しかった!お肉は味がギュッと詰まっている感じで、量以上の満足感を味わうことができました。
オードブルをいただいたところで、フルフラットにして就寝準備です。今回ビジネスにアップルグレードしたのは、深夜便でしっかり寝てみたいというのが一番の理由でした。
初めてのフルフラットシートはまさしくベッドそのもの!エコノミークラスの座席で寝るときはいつもウトウトするといった感じでしたが、今回のシートではちゃんと寝る感覚が味わえた気がします。フライト時間が短かったこと、また初搭乗で興奮していたことで熟睡ではなかったと思いますが、それでも満足でした。
ビジネスクラスの朝食で爽やかな目覚め
到着前に朝食をいただくか睡眠を優先するか迷いましたが、朝食をとることにしました。味もさることながら、器に盛られた食事が運ばれてくるという、いつものフライトで感じたことのない雰囲気がとっても良かったです。濃厚なブラッドオレンジジュースも目覚めにピッタリでした。
食後は紅茶とチョコレートでホッとリラックス。食事後の余韻に浸ります。
私のお気に入りだったのが、このアロマ。檜の落ち着いた香りにローズマリーの爽やかさが加わって、まさにリフレッシュにピッタリでした。しばらく香りを楽しみました。
最後に
私にとって初のANAビジネスクラスへの搭乗は、思い出に残るものとなりました。あっという間に到着してしまい、もっともっと乗っていたかったです。一度ビジネスクラスを味わってしまうとエコノミーに戻れなくなる、といった話をよく聞きますが、納得できる気がします。
今回はフラットシートでしっかり眠ることを主目的としていたことで、食事や機内サービスなどは最低限のものだったと思うので、今度は長距離線のビジネスクラスをぜひとも体験したいです。また頑張ってマイルをためて、ヨーロッパ線での特典ビジネス発券を目指したいと思います!