フランクフルトを後にし、全長350kmに渡って続く南ドイツのロマンティック街道へと向かいます。
まず街道の北の起点となる街、ヴュルツブルクに立ち寄りました。
ヴュルツブルクまでは、ハイデルベルク日帰り旅行でも使ったFlixBusを利用。
片道1時間40分で約8ユーロ。安いです。
鉄道だと特急で1時間10分で着きますが、約22ユーロでした。
座席の座り心地もいいし、乗り換えの有無も考えなくて良いので楽チンです。
ヴュルツブルク中央駅に到着後、駅のコインロッカーにスーツケースを預け、
旧市街散策に出かけました。
ヴュルツブルク旧市街
この石畳の中をトラムが走る風景が、まさにヨーロッパ!と思わせてくれました。トンガリ屋根もカワイイ。
謎の巨大ヒヨコオブジェ。写真スポットになっていました。
広場にドーンとそびえ建つ教会、マリエン・カペレ。朱色が青空に映えます。
お祭りの日だったようで、マイン川に掛かる橋の上ではワインを飲みながら談笑する人たちで賑わっていました。
ヴュルツブルクは、フランケンワインの産地としても有名なワインの街でもあります。
マリエンベルク要塞
次に街の西側、マイン川を渡った丘の上にそびえ立っているマリエンベルク要塞へ向かいます。
マイン川に掛かるアルテ・マイン橋を渡ると、要塞へ向かうための地図がありました。
橋を渡って右へ向かうレッドコースは急勾配を登る男坂、左へ向かうイエローコースはゆっくり上がっていく女坂といった感じ。
私は行きはレッドコース、帰りはイエローコースを使うことにしました。
住宅地の中をてくてくと登っていきます。
住宅地から要塞へ向かう道が分からず迷ってしまい、地元の人に教えてもらいました。地図アプリは必須ですね。
途中にあった母の日の訪れを知らせる看板。可愛くて思わずシャッターを押しました。
要塞の敷地へ入る門。重厚です。
要塞の内部へと進んでいきます。
内部には博物館がありますが、要塞の裏側をぐるっと回り込んでいくと、旧市街を見渡せる庭園に出ることができます。
素晴らしい眺めの庭園が目の前に現れました。興奮。
庭園から見たヴュルツブルク旧市街。渡ってきたアルテ・マイン橋も見えます。
別アングルから。
要塞からヴュルツブルクの素晴らしい街並みを堪能した後は、行きとは別のルートで丘を下っていきました。
要塞の外へ。こういう門って、とてもワクワクします!
視界が開けていて、歩いていてとても気持ちの良いイエローコース。
急勾配なので分かりにくいですが、下から要塞を見上げたところ。斜面には一面ブドウ畑が広がります。
てくてく下りながらも、美しい街並みが堪能できました。途中から空を覆っていた雲がどんどん取れてきて、気持ちよかった!
最後に
人気のローテンブルクに向かう前に、ちょっと寄ってみようと思い訪れたのですが、これがとっても良かったです。
石畳の町並みや美しい教会、重厚な要塞、そしてそこから見える絵画のような眺め。
自分の好きなポイントが満載で、散策しながらとてもワクワクしました。
今回はあまり時間が取れず、行けなかったスポットもあったので、
次回はできればゆっくりヴュルツブルクで1泊して、さらに街を堪能してみたいです。
ロマンティック街道を旅する方には、ぜひ訪れてほしいなと思います。
またフランクフルトからわずか1時間強なので、フランクフルトから日帰りで足を伸ばしてみるのもおすすめです。